シフトケーブル交換

【2014年3月】

R3のオーナーになって2年半の間、一度もケーブル交換なんぞした事なかった。
思い立ったきっかけは「何か最近シフトが重くね?」って感じた事。

シフトアップは上から下へのスプリング効果で軽いのだが、シフトダウンは下から上へ上げる為にワイヤーを指で引っ張らなければならない。
最近フッと気がつくと、親指に結構な力を込めてシフトしている。
一回走り終わると親指が痛いくらいだ。

「もう2年だもんあぁ〜、これってワイヤー替えたら少しは軽くなるのかなぁ?」
「どうせ7005mkUで全ワイヤーを張らなければならないので先に練習しておくか」
が始まり。

先ず、いろんなサイトで研究し、要領を頭に叩き込んだところで、近くの自転車屋でワイヤー購入。
合わせてみると「あれ?サイズが違う!どういう事!?」のくだりについて先にこちら(【アウターキャップの選び方】)を参照願いたい。

という事で、以下を調達した訳だ。
・アウターキャップ・プラスチック(ノーマル:SP40):2個42円
・アウターキャップ・プラスチック(シールド:SP40):1個63円
・アウターキャップ・アルミ(シールド:SP41):1個296円


それでは作業開始!

先ず、ケーブルを外す為に緩めるのが目的だから、ギアをトップに入れる。
この日は生憎の雨なので室内で作業開始。


するとケーブルアウターをフレームから引き抜く事ができる。
まだキツイ時はディレイラーを少し持ち上げてやると抜き易くなる。


ディレイラー側のケーブルを六角レンチで緩めるとそのまま抜ける。
ここはガイドに通してないようだ。


と思ったら、そのすぐ上でガイドに通していた。


ガイドから抜く為にはインナーキャップが邪魔なので切断する。


アウターケーブルを抜いたあとで、フレームのケーブルガイドからも抜く。


あとはハンドル周りだが、ケーブルを外す手順が解ってないので、とにかく全部外してみた。


シフターと外したアウターケーブル2本。
長いほうがフロントで短いほうのがディレイラー側。


ふむ。中を開けるのか?
3つのボルトを外してみる。


スプリングが入ってるのは容易に想像ができるので、とりあえず”そっと”&”ゆっくり”開けてみる。

開けた瞬間、あっ!これ開けちゃダメだ!と気がついた。

スプリングの下を這っているワイヤーはそのまま反対側の穴から出るような構造になっている事に気がついたのだった。

慌てて&慎重に!そっと蓋を元に戻す。
幸いスプリングは暴れないでいてくれた。


そうだよな・・・・素人にスプリング見せないよな・・・・。

こんな処に穴があるなんて・・・・・って事はよっ!?
そもそもハンドルから外す必要も無かったんじゃね?
組み立てた後で検証してみよう!


上が純正ケーブルで下が新しいケーブル。
あれぇ〜・・・・なんか太さが違う?


タイコの大きさも全然違うし・・・・・。


測ってみると、
・純正ケーブル:1.30mm
・新しいケーブル:1.10mm
と全然違う・・・・ってか両方とも1.2mmじゃないじゃん!・・・・・どうなってんだ?

いずれにしても世の中に出ている製品を買ってきたのだから、これで進めるしかあるまい。


アウターをザックリやるコツが判ってきた。
深くくわえ込んで瞬時にザクッ!とやるのが一番良いようだ。


ケーブル長については、R3の場合は古いケーブルに準じればいいのだけれど、7005mkUの場合はどうしよう?
適当なカタログを参考にしてやってみるか・・・・。


アウターが元気なのでインナーを引っ張ってないとガイドから飛び出してしまう・・・・・。


ハンドル側(上部側)はノーマルキャップでよいが、RD側(下部側)はシールド対策が必要。

4本線である事を確認して。


ディレイラー側は掛かる力が大きい為に強度的な対策も必要。
プラスチックではなくてアルミのシールドを用いる。


馴染むまではどうしても膨れてしまう。

ワイヤーの張り加減は、ギアがトップの時点で遊びがあるハズなので、ワイヤーをちょっと手で引っ張った状態で締める。

作業完了後にシフター側のアジャスタでワイヤーの張りを調整できるので、ここではディレイラーが動くほど強く引っ張らない事。


適当な長さに切ってから、最後にインナーキャップを圧着して完了!


全く興味なさげな独羊追犬・・・・。


ケーブルドーナツはバラして使ってみる。
ケーブルより狭い穴径なので止まっている。


すべて組み付けたあとでシフターの穴を探してみると、ちゃんと見えるところにあった。

やっぱりシフターを外す必要は無かったという事だ。
いや〜勉強になったわい。

【インプレッション】

すっげ〜軽い!!

びっくりした!!
これまでの半分の力でシフトダウンできる。
こりゃ定期メンテ項目に昇格じゃな。


【フロントも】

要領を得てしまえばこっちのもの。
フロント側の穴もチェック。


念のために撮影を。


フロントのガイドはココ。
BB下のガイドから90度曲がっているので重要なガイドになる。
しかし汚れてるな・・・・。


ケーブルの引き抜きは1分で完了。
どこも外してない!

フロントのアウターはこの1本なのでキャップも2個でOK。


どこも外さないで楽〜っ!って思ったら、そうは簡単に問屋さんが卸してくれなかった。

シフターの中を抜けたワイヤーが出口であるアジャスタの穴から出てきてくれないのだ・・・・。
何度もトライしてはワイヤーがホツれて切断・・・これを数回繰り返したところで諦めた。

とりあえずシフターだけ緩めてクルッとひっくり返して通してみる。
これでダメなら分解しかあるまい・・・・と覚悟したらスルッと出てきた!


BB下ガイドから直角に上がってディレイラーで180度ターンする。

こちらもリアと同様にロー側(小さいギヤ:リア側はトップになる)にしていれば、ワイヤーは緩んでいる状態なので、そのまま手で引っ張って締め付ける。


まぁ・・・・経年だわな・・・・。
でもまぁ、ブレーキは良く効くし、シフトも重くなったとはいえ問題なく機能していたし、さすが大手ブランドメーカーってとこか。

【インプレッション】

ん〜・・・・実はフロントは真ん中固定のまま動かした事がなかったので感覚が判らん。
しかし軽くなったことには違いわな・・・・。